宮城県の重度の包茎は仙台中央クリニックに御相談ください
重度の包茎に対する治療方針
軽症と重症の包茎では治療方針が異なります。症状に応じ適切な治療を行わなければいけません。なんとなく自分が重症であると考える場合は、まずは信頼できる医師にきちんとした診察を受けることが必要です。
重度の包茎タイプ
重度包茎の真性包茎や嵌頓包茎は、包皮と亀頭の間に汚れが溜まり易く、これが感染症の原因になります。また、包皮狭窄による痛みや不快感、慢性的な皮膚炎、さらには機能的トラブルなど、様々な問題を引き起こします。こういった問題は、適切な治療を行うことで解決されます。
重度の包茎による痛み
重度包茎が原因で起こる痛みは、亀頭包皮炎等の炎症による痛み、包皮口が無理やり開かれることによる痛みなどがあります。亀頭包皮炎は病院で処方してもらった薬で一時的に治りますが、慢性的に経過することが多く、再発を繰り返します。包茎が原因で発症している場合は包茎手術が必要です。
重度の肥満型包茎
埋没型包茎は肥満型包茎とも呼ばれ、肥満や加齢などが原因で陰茎が体内に埋もれてしまい、包皮が余っている包茎です。普段は包皮が剥けていても、座位や前屈みになると亀頭が包皮に覆われることも有ります。体内に埋まっている陰茎は、通常の包茎手術のみでは改善されないことも有ります。その場合は、包茎手術と同時に陰茎の埋まりを治療する埋没修正や長茎手術を受けることで、症状が改善されます。
病気による合併症
糖尿病やカンジダの合併症によって包茎になることがあります。糖尿病が悪化すると皮膚が弱くなり、包皮を剥くことで切れて裂傷が起こります。裂傷を繰り返すことで包皮が硬化し、包皮口が狭くなって包茎が重症化します。カンジダの場合は、カンジダ性包皮炎により包皮が硬くなり、包皮口が狭くなって包茎の症状が進行します。元々は仮性包茎で、自力で包皮を剥くことができても、糖尿病性包茎やカンジダ性包茎で亀頭が露出できなくなる症例が多くみられます。包皮炎によって包皮口の締め付けが強くなった場合は、自力では治せないため、包茎手術が必要です。
糖尿病性包茎
糖尿病性包茎は、糖尿病が原因で起こる包茎です。糖尿病を理由に包茎手術を断られることがあります。細菌感染を併発し易く、手術の難易度が高いからです。糖尿病性皮膚炎は軽度であれば軟膏で緩和できますが、悪化すると手術が必要です。悪化する前に、診察を受けるのが良いでしょう。
重度の包茎の治療
重度包茎治療は、一人ひとりに合わせた包茎治療が必要です。機械的に治療を行うのではなく、術前の状態を考慮し適切な包茎治療を提案します。どのような包茎治療が最適なのか、カウンセリングでじっくり話し合いを行った上で治療を行います。希望通りの仕上がりを目指します。
重度の包茎リスクやデメリット(稀なものを含む)
- 内出血を生じることが有ります。
- 瘢痕が残ることが有ります。
- 腫れが続くことが有ります。
- 細菌感染を認めることが有ります。
- 患部も赤み続くことが有ります。
重度の包茎症例写真
27歳、未婚。重度の包茎手術、埋没修正
術前
術直後
症例経過
生活習慣病を伴う重度の包茎のため他院で手術を断られた症例です。肥満体型で糖尿病と高血圧の合併症が有ることから、体重の減量と血糖値の安定とをしないことには包茎手術が行えないと他院で包茎手術を断られました。包皮の翻転が不可能になったので、緊急性を要すると考えて、受け入れてくれるクリニックを探し、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、下腹部の貯留した脂肪に陰茎が埋もれた状態で、包皮口は柔軟性を失い、硬化していました。埋没修正で陰茎を体外に引き出し、包皮口の硬化した部位を含めた余剰包皮を切除しました。亀頭が露出したことで清潔を保ち易なり、快適に過ごせる様になりました。
症例解説
重度包茎は、包皮口が極端に狭い状態や亀頭と包皮が癒着していることが多く、手術の難易度が高くなります。特に糖尿病などの疾患を伴う重度包茎は、更に手術の難易度が高くなるので、断られるケースが有ります。技術力の高いクリニックであれば、その状態に合わせて適切な治療方法の提案が可能で、疾患を伴う重度包茎だからと言って手術は受けられないということでは有りません。諦めずにご相談ください。重度の包茎の治療は、細菌感染のリスクが有ります。
38歳、既婚。重度の包茎手術、埋没修正
術前
術直後
症例経過
包皮の裂傷を繰り返し、剥けない重度の包茎に移行した症例です。以前は包皮を剥くことが出来ていましたが、半年前から剥けなくなったことから、衛生管理が困難になったので、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、陰茎は腹部に埋没し、亀頭の露出が出来ない状態にまで包皮口が狭窄していました。埋没修正で陰茎を体外に引き出し、包皮口の狭窄部位を含む余剰包皮を切除して、亀頭直下で美容縫合を行いました。常に亀頭が露出した状態は、衛生管理が容易になり審美面も向上しました。
症例解説
包皮の裂傷や炎症を繰り返すことで、包皮が硬化や肥厚し包茎が重症化します。包皮の狭窄が強くなると、翻転が出来なくなって真性包茎へ移行することもあります。包皮の内側が癒着し亀頭と一体化している場合は、亀頭と包皮を剥がす癒着剥離を行い、亀頭の形状を形成する手術も必要になります。重度の包茎に移行するまでには、裂傷や炎症を繰り返すなどの前兆が有ります。重症化する前に、手術を考える必要が有ります。重度の包茎の治療は、内出血が続くリスクが有ります。