宮城県の血液サラサラ薬服用中の包茎手術は仙台中央クリニックに御相談ください
血液サラサラ薬とは
血をサラサラにする薬は、血液を固まり難くして、微小循環を改善する薬です。大きく分けて、抗血小板薬と抗凝固薬の2つがあります。 具体的にはバイアスピリンやワーファリンという薬です。
バイアスピリン
バイアスピリンは頭痛にバファリンで有名なアスピリンという薬です。バイアスピリンは、血小板の働きを抑えて血をサラサラにする、抗血小板薬という仲間に分類されます。主に狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などで使われます。
ワーファリン
ワーファリンは、凝固因子がフィブリンの網を作っていく過程で必要となるビタミンKを抑えて血をサラサラにする薬です。血管が切れて血が出ると、その出血を止めるために、血液は二つの工程を取ります。最初に、血小板が血栓を作って血管の傷口を塞ぎます。それだけではとても不安定なので、そこに凝固因子と呼ばれるタンパク質で作られたフィブリンの網により補強します。ワーファリンを服用するとフィブリンの網が作られなくなるので、血液が固まらないようになります。ワーファリンは抗凝固薬に分類され、主に不整脈、弁膜症治療後に用いられます。ワーファリンを服用中の場合は納豆を食べることが出来ません。納豆には、ビタミンKや、大腸でビタミンKを産生する納豆菌が多く含まれており、ワーファリンの血液を固まり難くする作用を弱めてしまう為です。
血液サラサラ薬服用中の問題
脳梗塞や心筋梗塞などにみられる血管を詰まらせないよう血栓症を防止する薬が血液サラサラ薬です。こういった薬を服用している場合、手術を行った際に出血が止まりにくいということです。
手術に際し血が止まり難くなる
血液サラサラ薬を服用していない場合は、手術をおこなっても、徐々に出血が止まります。しかし、服用している場合は、薬の影響で出血が止まり難い状態になり、手術のリスクが高まります。
血液サラサラ薬の休薬
狭心症や慢性動脈閉塞症、脳梗塞、心筋梗塞の既往のある方、心房細動のある方は、抗凝固薬や抗血小板薬を医師から処方され、内服しています。これらの薬は、血が固まり難くするする薬で血液をサラサラ薬と呼ばれています。出血したときに血液を固めて血を止めるために働く凝固因子や血小板の働きを抑制する薬であるため、これらの薬を飲んでいる人は、手術の際に血が止まり難くなります。
手術における血液サラサラ薬のリスク
血液サラサラ薬を飲んでいる人は、血が止まりにくい状態になり、必要以上に腫れる可能性が有ることや、出血多量のリスクがあるために、手術を引き受けてくれる施設は限定されます。包茎手術を受ける際には、予め抗凝固薬や抗血小板薬の内服を中止し、手術が終わって出血がないことを確認してから内服を再開するのがベストな方法です。
血液サラサラ薬が処方された理由
血液サラサラ薬は、その方の病状により主治医から必ず飲んでくださいと言われている方もいれば、念のため処方しておきますねという方もいらっしゃいます。病状によって血液サラサラ薬の必要性が異なるために注意が必要です。
主治医に手術の許可をもらう
手術に先立ち、掛かりつけの先生に手術の前後で休薬が可能かどうか伺うことがベストな選択です。薬を止めても大丈夫ですかという質問し許可を頂く必要があります。服用している薬により休薬期間に差が有ります。この日に手術したいという気持ちが固まっている方は、予約のタイミングで内服状況をお伝え下さい。休薬期間をお伝え致しますので、その後主治医の許可をもらい手術予定日に合わせたタイミングから休薬を開始して頂ければ安心です。
血液サラサラ薬服用中の包茎手術
脳梗塞や心筋梗塞の治療薬として血液をサラサラにする薬を内服されている方が増えています。手術を受けるときは、出血を防止するために、薬を数日から1週間程度休薬するのがベストです。
休薬しないで包茎手術を受けたい
しかし血液をサラサラにするお薬を休むと血液が固まりやすくなって、脳梗塞や心筋梗塞を発症する恐れがあります。また掛かりつけの先生に包茎手術をすることを言い出しにくいという方もいらっしゃいます。仙台中央クリニックでは様々な工夫をすることで出血のリスクを軽減し、血液をサラサラにするお薬を休むことなく、手術を行うことも有ります。手術を受けたいけど血液をサラサラにするお薬を休むのは心配という方はご相談ください。
血液サラサラ薬服用中の包茎手術治療
余剰の皮膚を綿密に計算して切除をします。剥いた時に嵌頓の傾向がある方は、その解除の術式を選択する必要があります。手術跡は目立ちにくい位置になるように注意し美容外科的手技を用いた縫合法で行います。手術に先立って局所麻酔を行いますが、麻酔の際には、その痛みが可能な限り軽減するように出来るだけ細い針を使い、神経、血管の解剖学的位置を考えながら丁寧に局所麻酔を行います。麻酔が終われば、術中に痛みを感じることはありません。次に包皮を切除し余剰な皮膚を取り除きます。その際には狭窄部位を解除する必要が有ります。皮膚切除ラインは裏筋を残しつつ、手術跡が分かりづらくなるような位置にくるように決定します。血液サラサラ薬を服用している場合、術後の腫れや内出血が出易いので、術中の止血は十分に行う必要が有ります。傷跡が出来るだけ目立ち難くなるように特別な縫合材料と美容科的手技を用いて縫合します。
血液サラサラ薬服用中の包茎手術リスクやデメリット(稀なものを含む)
- 術後の出血が続くことが有ります。
- 細菌感染が起こることが有ります。
- 術後3日間は包帯を巻いたまま過ごす必要が有ります。
- 血腫が起こることが有ります。
- 内出血が続くことが有ります。
血液サラサラ薬服用中の包茎手術症例写真
60歳、既婚。血液サラサラ薬服用中の包茎手術、埋没修正
術前
術直後
症例経過
8年前に心筋梗塞を患い、その後血液をサラサラにする薬を服用中の症例です。20歳の時に、一般病院で背面切開による包茎手術を受けましたが、希望したような結果にならず以後再手術をしたいと思っていました。年齢を重ねるにつれて再手術をしたいという思いが強くなり、何軒かのクリニックに問い合わせましたが、血液サラサラ薬を毎日服用していると手術は行えないと、その全てで包茎手術を断られてしまいました。知り合いの医師に相談したところ、仙台中央クリニックが良いのではないかと紹介され、御相談ただきました。診察したところ、包皮輪狭窄と埋没陰茎の症状が認められました。病状と内服状況から2日間の休薬を行い、包茎手術を行いました。埋没陰茎を修正し、包皮輪狭窄部を解除して余剰包皮を切除しました。亀頭が露出出来るようになり衛生面が改善しました。術後出血も認められませんでした。
症例解説
心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などで処方される血液をサラサラにする薬には、術中術後の出血のリスクが高くなり、その大半で手術を断られます。血液サラサラ薬を服用している為に、包茎手術を断念されている方も多い様です。仙台中央クリニックでは、多くの実績と豊富な知識や技術、万全のアフターフォロー体制により、血液サラサラ薬服用中の包茎手術を受け入ています。他院で断られた包茎手術に対しても可能な限り向き合っていますので、諦めずに一度御相談ください。血液サラサラ薬服用中の包茎手術は、内出血のリスクが有ります。
76歳、既婚。血液サラサラ薬服用中の包茎手術、埋没修正
術前
術直後
症例経過
不整脈の診断にて、16年前から血液サラサラ薬を服用していた症例です。血液サラサラ薬により出血のリスクが高まることを知っていたので、包茎手術は出来ないだろうと思っていました。包茎手術をしたいという気持ちが強くなりインターネットで検索したところ、仙台中央クリニックを知り、手術が可能か否か御相談いただきました。診察したところ、体内に陰茎が埋もれる重度の埋没陰茎で、余剰皮膚が長く包茎の状態でした。病状と内服状況を詳細にお聞きして内服を休薬せずとも手術が出来ると判断し、手術を行いました。陰茎堤靭帯を補強して、埋没していた陰茎を体外に出し、余剰包皮を切除し、美容外科的に縫合しました。術後は亀頭が露出され、出血のトラブルも有りませんでした。
症例解説
血液サラサラ薬を服用中は、術中術後の出血リスクが高まるので、休薬が推奨されます。しかし休薬を行うと、血栓塞栓症を併発するリスクが高まることを考慮することも必要です。仙台中央クリニックでは、長年の実績を元に、血液サラサラ薬を止めずに手出血コントロールして、包茎手術を行うこともお引き受けしています。血液サラサラ薬服用中で包茎手術をお考えの方はリスク管理を行っている仙台中央クリニックに御相談ください。最善の解決法が見つかります。血液サラサラ薬服用中の包茎手術は、患部の腫れが続くリスクが有ります。
61歳、既婚。血液サラサラ薬服用中の包茎手術、埋没修正
術前
術直後
症例経過
心疾患の為に、血液サラサラ薬を服用中の症例です。包皮炎を繰り返し、包皮の狭窄が進行し、剥け難くなってきた為に包茎手術をしたいと思うようになりました。しかし血液サラサラ薬を服用中であると、手術を受け入れてくれるクリニックが有りませんでした。包茎の症状が徐々に進行している為に手術をしたいと強く思うようになり、ネット検索を繰り返し、仙台中央クリニックを知り、縋る気持ちで御来院いただきました。診察したところ、陰茎の埋没が強く、包皮輪絞扼が認められる状態でした。病状と内服状況から判断し2日間の休薬を行い、包茎手術を行いました。埋没していた陰茎を靭帯の補強により修正し、包皮輪狭窄を含む余剰包皮を切除し、亀頭を露出させました。出血の合併症は認められず、院内で暫く休んだ後に、ご帰宅いただきました。
症例解説
包茎手術は安全性が高い手術ですが、血液サラサラ薬を服用中の際は、重篤な出血が生じる可能性が有り、手術を断られることが多々有ります。一方で、一時的な休薬の場合には、血栓リスクが高くなり脳梗塞や心筋梗塞の再発作が起こる可能性があります。仙台中央クリニックでは、病歴や服薬による疾患を抱えた方の治療実績をもとに血液サラサラ薬を服用中の包茎手術をお引き受けしています。出血を最小限に抑える手術手技を実践し、安全な手術管理を行うことで、心疾患、脳血管疾患などで抗凝固薬や血流改善薬を服用中の、ハイリスクな症例に対し低侵襲で安全な包茎手術を提供し、喜んで頂いています。血液サラサラ薬服用中の包茎手術は、術後出血が起こるリスクが有ります。