宮城県の包皮の亀裂は仙台中央クリニックに御相談ください
包皮の亀裂とは
包皮口の部位に、亀裂が入ることが有ります。包皮内に伸縮しない狭い部分が有ると、切れたり裂けたりします。初期には軟膏の塗布で治りますが、症状は進行性であり、再発を繰り返すようになります。
包皮の狭窄
陰茎の締め付けが有る場合には包皮の亀裂が起こり易く、大きく裂けることも有ります。亀裂を繰り返すと包皮に絞扼が進行します。
包皮の亀裂縦に切れる
慢性的な陰茎の炎症を繰り返すと、包皮が縦に切れることがあります。この場合、1本ではなく、複数本の短い亀裂が入るのが一般的です。
亀裂が生じる部位
亀裂が出来る部位は、絞扼輪の位置に集中します。縦に切れる場合は痛みが強く、放置すると改善しません。原因としては、糖尿病や硬化性苔癬などの慢性的な炎症が考えられます。亀裂が続くと、包皮が剥け難くなり真性包茎や嵌頓包茎に陥ります。
摩擦による包皮の亀裂
継続的かつ過度の摩擦は、皮膚に炎症を引き起こし、包皮に切り傷や裂傷を生じます。タイトな衣服を頻繁に着用することでも摩擦が増え、傷ができやすくなります。
スポーツに伴う亀裂
アメフトや野球、サイクリングなどのスポーツで、締め付けの強い衣服を着用している場合にも発生することが有ります。
感染症による亀裂
性感染症は、包皮に病変やただれを引き起こし、それが破裂して切り傷のように見えることがあります。これらの感染症では皮膚が弱くなり、裂け易くなります。性感染症に罹患すると、痒みや灼熱感、排膿などの症状が現れることがあり、これらの症状が皮膚の脆弱性を増し、さらなる裂傷を引き起こします。
亀頭包皮炎による亀裂
亀頭包皮炎は、亀頭や包皮の炎症や腫れを伴う疾患で、包茎手術をしていない男性に多く見られます。この疾患は不衛生な状態、カンジダ菌の感染、性感染症、湿疹などの皮膚疾患が原因で発生することが一般的です。症状としては、赤みや腫れ、かゆみ、痛みがあり、放置すると包皮の亀裂が起こります。
包皮の亀裂治療
包皮の亀裂の根治治療として、包茎治療が行われます。包皮が切れている部分、硬縮している部分をすべて取り除き、亀頭直下で縫合します。絞扼輪を除去し、亀頭を常に露出することが出来れば、亀裂は起こらなくなります。亀裂が長期に続く場合には、糖尿病や性感染症が原因であることが有り、検査をする必要があります。
包皮の亀裂リスクやデメリット(稀なものを含む)
- 手術後は安静にする必要が有ります。
- 術後3日間は患部に包帯を巻く必要が有ります。
- 患部を圧迫する自転車やバイクは控える必要が有ります。
- 傷跡周辺に腫れを伴うことが有ります。
- 術後は飲酒を控える必要が有ります。
包皮の亀裂症例写真
32歳、未婚。包皮の亀裂の治療、埋没修正
術前
術直後
症例経過
包皮亀裂の症例です。1年前から包皮に亀裂が起こるようになり、市販の軟膏を用いて様子を診ていましたが、再発を繰り返す為、根治を望み、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、埋没型の包茎であり、包皮の柔軟性が失われ、包皮口の狭窄部位に亀裂が認められまた。埋没陰茎を体外に出し、亀裂部位と包皮輪狭窄を含む余剰包皮を切除しました。亀裂は再発しなくなって、煩わしさがない快適な日常生活を取り戻すことが出来ました。
症例解説
亀頭下の包皮は構造上、裂傷を起こし易い部位です。亀裂を起こした際に放置すると、再発を繰り返します。包皮輪が硬化を起こし包皮輪狭窄のリスクが高まります。塗り薬を用いても改善は一時的なことが多く、根本的に改善するためには包茎手術が必要です。包茎手術により、包皮の亀裂から派生する問題から解放され、快適な生活を送ることが出来る様になり喜ばれています。包皮の亀裂の治療は、内出血が続くリスクが有ります。
48歳、既婚。包皮の亀裂の治療、埋没修正
術前
術直後
症例経過
包皮の脆弱性が進行し亀裂を発症した症例です。コンジロームの治療の為に処方された、塗り薬を長期間使用していたところ、包皮の炎症を繰り返すようになり、少しの刺激で亀裂を生じ、痛みを伴う様になりました。包皮翻転が出来なくなり、包皮の洗浄に支障があることから、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、埋没型の包茎で、包皮は脆弱な状態で炎症を起こし、包皮輪を中心に亀裂が認められました。埋没した陰茎を引き出し、陰茎堤靭帯の補強して、埋没状態を改善させ、亀裂と余剰包皮の炎症を除去しました。切開部位は亀頭直下で美容縫合を行いました。衛生面のトラブルや痛みがなくなり、快適な生活を送れる様になりました。
症例解説
包皮の亀裂は、包皮が引っ張られる際に、薄い部位や狭窄部位に過度な負担がかかることより起こります。傷は毎回同じ部位に出来易く、軽度の傷であれば衛生管理と塗り薬などにより回復することが有ります。しかし傷が深く日数が経過しても改善しない場合や、繰り返し包皮が切れる場合には、重症化するので、手術が推奨されます。年齢と伴に皮膚は弾力を失うため、30~40代以降の方の包皮輪狭窄などによく見られます。包茎手術により、亀裂や炎症の再発リスクを無くすことが、根本的な治療です。包皮の亀裂の治療は、患部の腫れが続くリスクがあります。