糖尿病性包茎

宮城県の糖尿病性包茎の手術は仙台中央クリニックに御相談ください

糖尿病性包茎

糖尿病性包茎とは、糖尿病によって引き起こされる包茎です。糖尿病が進むと皮膚が脆くなり、包皮に炎症が出来やすくなります。これを、包茎性皮膚炎といいます。包茎性皮膚炎を繰り返すと、皮膚が硬化して包皮輪が狭まります。

包皮輪の硬化

包皮輪が硬く狭くなると、亀頭が露出出来なくなるので真性包茎になることも有ります。糖尿病性包茎は、元々包茎ではなかった方が後天的に包茎になることもあります。

糖尿病性包茎で悩む男性

糖尿病による糖毒性

糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、小血管障害が引き起こされます。これは糖毒性とも呼ばれる現象で、高血糖が血管の内壁にダメージを与えることで発生します。

高血糖による微小循環不全

高血糖により血管内皮がその称すると微小循環に循環不全が起こり、血流が悪化します。傷が出来易くなり、傷の治癒に必要な酸素や栄養素が十分に届かなくなって、自然治癒の過程が遅れます。

糖尿病性包茎の手術を心配する男性

糖尿病性包茎皮膚の弾力性低下

高血糖状態は皮膚の弾力性と回復力を低下させ、包皮の敏感な部位が切れ易くなります。これは、長期にわたる高血糖状態は、糖化最終生成物AGEsの蓄積を促進させ、糖化最終生成物の蓄積が皮膚のコラーゲンに影響を与え、皮膚の弾力性が低下するからです。

糖尿病性包茎炎症反応の継続

糖尿病においては、体内の炎症反応が通常よりも長く持続することがあります。これは、炎症を引き起こすサイトカインのバランスが崩れるためで、小さな傷が治癒するのが遅れます。糖尿病患者では包皮が切れやすく、損傷が治りにくい状態になっています。

糖尿病性包茎をスマホで検索する男性

糖尿病性包茎治療

糖尿性包茎は難易度が高い治療であり、引き受けてくれる手術ができる医師が少ないことが知られています。経験と技術を要すために治療可能な施設が限定されます。

美容外科的な糖尿病性包茎治療

仙台中央クリニックでは、積極的に糖尿病性包茎の治療を行っています。通常の様に美容外科的に仕上げておりますので、安心してお任せください。

糖尿病性包茎の手術が成功し喜ぶ男性

糖尿病性包茎リスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 皮下出血を認めることが有ります。
  • 傷口が化膿することが有ります。
  • 縫合不全が起こることが有ります。
  • 傷口が治るまで期間がかかることが有ります。
  • 疼痛を伴うことが有ります。

糖尿病性包茎症例写真

37歳、未婚。糖尿病性包茎の手術

術前

術直後

糖尿病性包茎の手術 症例写真1
症例経過

糖尿病性包茎で包皮の亀裂と出血を繰り返す症例です。暫くすると症状が収まることから1年半程様子を見ていましたが、次第に包皮の先端が狭くなり、剥けなくなった為に、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、陰茎が埋没状態で、強い包皮輪狭窄が認められました。埋没している陰茎を引き出し、包皮輪狭窄を含む余剰包皮を切除しました。術後は外見が良くなり、亀裂や出血の心配をすることがなくなり喜んで頂けました。

症例解説

糖尿病を患っている場合、血行障害や免疫機能の低下などの合併症を生じ易く、傷が治り難くなります。陰茎包皮は日常の刺激や摩擦で血行不良が起こり、傷が出来易く、繰り返すことで瘢痕化が進みます。徐々に包皮の柔軟性が失われてしまいます。剥くだけで切れる、包皮裂傷の悪化が包皮輪狭窄を引き起こし、嵌頓包茎、真性包茎に進行します。包皮裂傷を繰り返す場合には包茎手術が必要になります。適切に包茎手術が行われれば症状は消失し、喜んで頂いています。糖尿病性包茎の治療は、内出血のリスクが有ります。

43歳、既婚。糖尿病性包茎の手術

術前

術直後

糖尿病性包茎の手術 症例写真2
症例経過

包皮に亀裂を起こすようになった糖尿病性包茎の症例です。1年前から、糖尿病性包皮炎から包皮が切れるようになり、排尿時に滲みて痛みを伴うようになりました。血糖値が安定しても包皮の炎症や亀裂は完治せず排尿の度に痛みを感じることから、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、陰茎の埋没と、包皮輪狭窄が認められ、亀頭を露出するのが困難でした。埋没していた陰茎を本来の長さに戻し、硬化している余剰包皮を切除し、亀頭を露出させ美容縫合を行いました。術後は排尿がスムーズに行えるようになり、ストレスがなくなりました。

症例解説

糖尿病性包茎による包皮炎や裂傷は再発を繰り返すと、包皮の伸縮性が消失し、硬くなります。再発を繰り返す方がほとんどで、硬くなった包皮口の切れ癖がついてしまうと痛みだけに留らず、排尿にも影響を及ぼします。糖尿病により包皮に異変が生じた場合は、自己判断せずに早期に対策を講じることが重要です。糖尿病性包茎の治療は、腫れが続くリスクが有ります。

59歳、既婚。糖尿病性包茎手術

術前

術直後

糖尿病性包茎の手術 症例写真3
症例経過

糖尿病性包茎のため包皮が剥けなくなった症例です。亀頭を無理に露出しようとすると包皮口が裂けるようになり、包皮内の洗浄が出来ない為に、不快な臭いを発しました。衛生面を改善させたいと考え、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、陰茎の埋没が有り、更に包皮が癒着して亀頭を露出出来ない状態でした。埋没陰茎を修正すると共に、亀頭を露出させて瘢痕化した余剰包皮を切除しました。常に亀頭が露出出来るようになったことで、衛生面だけでなく外見も改善されました。

症例解説

糖尿病性包茎が進行すると、亀頭が包皮に癒着して、全く剥けない真性包茎に移行することが有ります。包皮内部の洗浄が困難となるため、炎症や感染症などの病気を引き起こすリスクが高まります。糖尿病性包茎は、重症化すると、深刻な状態になることも有り日常生活にまで大きな影響を与えます。糖尿病を羅患した場合は常に包皮の健康状態にも関心を持つことで、早期の異変を発見し、適切な治療を行わなければなりません。包茎手術を行うことで快適な日常生活を送ることが出来るようになります。糖尿病性包茎の治療は、内出血が続くリスクが有ります。

55歳、既婚。糖尿病性包茎の手術

術前

術直後

糖尿病性包茎の手術 症例写真4
症例経過

高血糖のため他院で包茎手術を断られた症例です。糖尿病を発症の後、包皮炎を繰り返すようになり、包皮口が狭くなって、包皮が常に被った状態になってしまいました。他院でHbA1cが高いので、包茎手術が行えないとは断られてしまいました。状態を改善させたいという気持ちが強く、手術を引き受けてくれる施設を探し尽くして、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、糖尿病による包皮狭窄と伴に陰茎埋没が認められました。埋没していた陰茎を下腹部から引き出し、包皮炎部位を切除し、亀頭直下にて美容縫合を行いました。術後は包皮炎の心配もなくなり、安心して過ごすことが出来るようになりました。

症例解説

糖尿病を発症している場合、傷の治りが遅くなり、細菌に感染し易くなることから、包茎手術のリスクが高まります。HbA1cが高値になると、手術のリスクが高くなることから、糖尿病性包茎の手術は、断られることが多く、引き受けてくれるクリニックは少数です。仙台中央クリニックでは、糖尿病性包茎の多くの実績があり、他院で断られたHbA1cが高値の包茎手術にも対応しております。血液データ等が有れば持参して受診して頂きたく思います。糖尿病性包茎の治療は、細菌感染などのリスクが有ります。

66歳、未婚。糖尿病性包茎の手術

術前

術直後

糖尿病性包茎の手術 症例写真5
症例経過

糖尿病性包茎による包皮狭窄の症例です。2年前に糖尿病を罹患してから、包皮の痒みや炎症を繰り返すようになりました。塗り薬を使用すると一時的に症状が緩和するものの、包皮の裂傷の再発を繰り返し、包皮が硬くなり剥け難い状態になったため、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、埋没型の包茎で、陰茎が下腹部に埋没しており、包皮輪狭窄が認められ、包皮内板は硬化していました。埋没している陰茎を体外に引き出し、包皮の裂傷を起こしていた内板と狭窄を切除し、亀頭直下で包皮外板と縫合しました。術後は痛みや痒みなどの症状から解放され、快適な生活を送れる様になりました。

症例解説

糖尿病が進行すると、末梢の循環不全が引き起され、末梢組織は低栄養状態になります。外的刺激に弱く、傷が治り難くなるため、包皮炎の傷が治る為に時間を要します。糖尿病が原因である包皮炎は改善し辛く、包皮は炎症を繰り返すことで硬くなり伸縮性が失われ、更に裂け易くなります。一度損なわれた包皮の伸縮性は回復しないため、包茎手術により包皮を除去することを推奨しています。適切な治療が行われれば、包皮炎は再発しなくなり、快適な生活を送ることが出来ます。糖尿病性包茎の治療は、術後の通院回数が増えるリスクが有ります。