肥満と包茎

宮城県の肥満による包茎の手術は仙台中央クリニックに御相談ください

肥満による包茎

肥満型包茎とは、肥満により下腹部に過剰に脂肪がついて、その脂肪の厚みの分だけ皮膚が伸び、陰茎が埋まった状態です。肥満型包茎は、外見上だけでなく、衛生面や機能面で日常生活に悪影響を及ぼします。極端な肥満は、陰茎が全く見えないほど重度の包茎となることがあります。

肥満による埋没型包茎

埋没型包茎は肥満型包茎とも呼ばれ、肥満や加齢などが原因で陰茎が体内に埋もれてしまい、包皮が余った状態の包茎です。普段は包皮が剥けているのに、座位や前かがみになると亀頭が包皮に覆われる場合も埋没型包茎です。通常の包茎と同じく、埋没型包茎も仮性包茎、真性包茎、カントン包茎に分類されます。体内に埋まっている陰茎の状態によっては、通常の包茎手術のみでは改善されないケースがあります。その場合は、包茎手術と同時に陰茎の埋まりを治療する手術を受けることで、症状が改善されます。

肥満により包茎になった男性

肥満が包茎を悪化させる

陰茎は体外に出ていて目で確認できる部分が全てだと思われがちですが、陰茎海綿体は、体内にある恥骨部から存在しています。体外に出て見えている陰茎は、陰茎全体で言えば半分程度です。恥骨周辺を中心とする下腹部に脂肪がついてしまうと、陰茎海綿体はその脂肪に埋もれてしまいます。

肥満により陰茎が埋没する

肥満症状が有ると、目に見えている陰茎はとても小さくなります。包皮は脂肪に埋もれることはありません。そのため肥満が進むと陰茎は埋もれ、包皮だけが余ってしまい包茎になってしまうのです。陰茎がまったく消失してしまうことも有ります。陰茎が埋没すると美容面を始めとして衛生面でも大きなトラブルを来たします。

肥満で包茎が進行した男性

肥満で包皮が伸びる

脂肪によって埋もれてしまっている肥満型包茎は、肥満が解消されたら包茎が解消されるのでないかと考えてしまいますが、伸び切ったゴム風船のように一度弛んで伸びてしまった包皮は、元の状態に戻りません。

肥満による危険性

肥満は包茎を悪化させます。毎日ウォーキングを30分ほど行うだけでも肥満の改善効果があります。食事は主食、主菜、副菜を揃えるようにして、良質なたんぱく質をとることが大切です。肥満体になると、包茎が進行することは多く認められます。包茎手術も、重度の糖尿病でや、血液をサラサラにする薬を服用していると、手術が困難になります。

肥満が包茎に及ぼす危険性を知り悩む男性

肥満の包茎治療

肥満により陰茎が埋没している場合には、包茎治療に加え、陰茎の付け根の皮下に位置する陰茎堤靭帯を補強します。これにより陰茎が潜り込むことを予防し、術後の経過が良好となります。

包茎手術が上手くいって喜ぶ肥満男性

肥満と包茎リスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 包皮の循環障害が起こることが有ります。
  • 色素沈着を生じることが有ります。
  • 術後出血が起こることが有ります。
  • 傷が離開することが有ります。
  • 患部の違和感が続くことが有ります。

肥満と包茎症例写真

30歳、未婚。肥満による包茎手術、埋没修正

術前

術直後

肥満による包茎 症例写真1
症例経過

肥満による短小包茎の症例です。肥満体型で貯留した脂肪で陰茎が埋もれてしまい、短小状態の外見が気になることから、手術を決意されて、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、陰茎の大部分が下腹部の脂肪で埋没し、亀頭が露出出来ませんでした。陰茎堤靭帯を矯正して、陰茎を体外に伸ばし、余剰包皮を切除しました。併せて亀頭増大を行い、亀頭の張りを出しました。外見が改善し、仕上がりに満足していただきました。

症例解説

肥満により、恥骨周辺を中心とする下腹部に脂肪が貯留していると、脂肪によって包皮が押し出され陰茎が隠れて見かけ上で短小になります。肥満により脂肪の貯留が生じると、陰茎が必要以上に体内に埋もれてしまい極端に短く見えるだけに留まらず、包茎が重症化する場合があります。肥満による短小包茎には、包茎手術と埋没陰茎の修正を組み合わせることで、サイズアップの実現が可能で手術の効果を最大限高めることが出来ます。肥満と包茎の治療は、内出血が続くリスクが有ります。

31歳、未婚。肥満による包茎手術、埋没修正

術前

術直後

肥満による包茎 症例写真2
症例経過

肥満と糖尿病を合併した包茎の症例です。2年前から体重が増加し糖尿病を発症した頃から、包皮の炎症を繰り返し、包皮が剥けない状態になりました。肥満型の糖尿病性包茎であることから、難易度が高いという理由により他院で手術を断られてしまい、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、埋没陰茎に加え包皮口の強度狭窄が認められ、包皮翻転が困難な状態でした。埋没陰茎を矯正して陰茎を引出し、包皮口の強度狭窄を解除及び余剰包皮を切除することにより、亀頭を露出しました。外見上が改善を認め、更に汚れが溜まらず臭いもなくなって、衛生面が向上しました。

症例解説

肥満が原因で下腹部に陰茎が埋まると、包皮が余って被ることは良く知られています。また糖尿病を発症すると包茎が重症化するケースがあります。糖尿病が原因で、免疫力が低下し包皮が亀頭包皮炎を繰り返します。それまで剥けていた包皮が弾力を失うと自然には剥けなくなってしまい、更に包茎の重症化が進行します。肥満による糖尿病性包茎の手術は通常の包茎手術と比べて難易度が高く、手術後の傷の治りが遅くなるなど手術のリスクが高まり、術後のトラブルが起こり易いので、手術を引き受けてくれるクリニックが限られます。仙台中央クリニックは、 肥満型包茎、糖尿病性包茎を始めとした難易度が高いと言われる包茎手術を行っています。肥満による包茎に悩んでいる方の症状を確認し最適な手術をご案内しています。肥満と包茎の治療は、細菌感染のリスクが有ります。

24歳、未婚。肥満による包茎手術、埋没修正

術前

術直後

肥満による包茎 症例写真3
症例経過

肥満による埋没型の包茎症例です。太ったことにより包茎が外見だけではなく排尿などの機能面にまで支障をきたすことから、仙台中央に御相談いただきました。診察したところ、陰茎の埋もれが強い重度の包茎症状が認められました。体内に埋没している陰茎を引き出して、余剰包皮を切除して亀頭を露出しました。美容面と機能面が改善し、更に衛生管理も楽になって、満足されました。

症例解説

肥満は、重度包茎になり易く、元々包茎ではなかった方が、太ることにより重度の包茎に移行することがあります。脂肪により身体の中に埋もれる部分が増えると、包皮の被りは増します。肥満により陰茎が短い重度包茎は包茎手術と埋没陰茎修正の同時修正により治療します。埋没している部分が減ることで、外見のみならず排尿時など機能面や衛生管理も楽になり、日常生活を快適に過ごすことが出来ます。肥満による包茎の治療は、術後出血が起こるリスクが有ります。